当社のサステナビリティにおける重要課題に沿った様々な社会貢献活動を国内外で展開しています。
ファッション・デザイン教育機関や業界団体と連携し、学生の課題制作やクリエイターのコレクション制作を支援するほか、ファッション業界が直面する社会課題や企業の取り組みを学生と共有することで、サステナブルなファッションに関する学びを深める機会の創出にも注力しています。加えて、廃棄予定だった生地サンプルやタオルなどの有効活用にも取り組んでいます。これらの活動を通じて、ファッション業界の未来のクリエイターたちを支援し、持続可能なファッション産業の実現を目指します。
フィリピンのクリエイターたちがコレクションを発表する「Manila Fashion Forward(旧:Manila Fashion Festival)」に、協賛企業として生地を提供しています。日本を中心とした高品質な素材とフィリピンの高いクリエイティビティが国境を越えてコラボレーションした画期的な企画として、フィリピンのファッション業界から注目されています。
繊維の国際⾒本市「Texworld New York City 2024」で開催された、⽇本の伝統素材をテーマとしたファッションショー「SAKURA COLLECTION Fashion Design Award 2024」に協賛しています。当社は受賞者に生地を提供し、次世代を担う若手クリエイターの育成を支援しています。
地域社会との持続的な取り組みの一環として、当社の上海現地法人が上海視覚芸術学院に寄付金を贈呈しました。また、学生の作品制作に使用する生地を提供し、将来、世界各地で活躍することを志す学生を支援することで、共に成長できるような関係づくりを目指しています。
3Dモデリストの育成を教育目標に開設された文化服装学院のバーチャルファッションコースでは、当社が提供する「DIGITAL FABRIC®」を活用した連携授業が行われています。学生は、生地の選定から作品制作まで、 実物の生地とデジタルデータを組み合わせたプロセスまでを体験することができます。この取り組みを通じて、デジタル技術を活用したサステナブルなものづくりを推進しています。
当社が運営する今治謹製タオルの旗艦店「今治謹製 表参道」にて、お客さまから不要になったタオルを回収し、認定NPO法人ペッツ・フォー・ライフ・ジャパンに寄付しています。回収したタオルは保護犬や猫の体拭きなどに活用されています。この取り組みを通じて、廃棄を減らして資源を有効活用する仕組みづくりを推進していきます。