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製造工程で廃棄されていた原料屑などを資源として再利用し、高品質でサステナブルなテキスタイルへとアップサイクルする2つの取り組みをスタート

 

スタイレム瀧定大阪株式会社(本社:大阪市浪速区 代表取締役社長:瀧 隆太、以下スタイレム)は、サステナビリティに対する取り組みとして、従来製造工程において廃棄されていた原料屑などを資源として再利用し、高品質でサステナブルなテキスタイルへとアップサイクルする2つの取り組みをスタートしています。

 

■「Jackal+SΞ™」とは
スタイレムのオリジナルの高品質なウール原料であるJackal 140’s®の生地を織る際に出る生地端「捨て耳」と、紡績工場の残糸や尾州産地の生機で廃棄になってしまうものの中から厳選した高品質なものを回収し、それらをブレンドして生産した高品質なコート地用のテキスタイル。
通常の再生ウールとは違い、ウール高混率で風合いの非常に良い商品に仕上げています。Sustainable・Special・Superiorの頭文字である3つのSをJackal 140’s®に+して商品作りを行っています。
※Jackal 140’s®・・・豪州のクイーンズランドラム・ジロンラム・タスマニアラムをブレンドし、非常に細いSuper140’s(16.5μ)に紡績した、高品質な当社オリジナルのウール原料。

 

■「WooLoop®」とは
スタイレムの定番素材であるSuper100’sを原料に紡糸・製織する際に排出される原料屑を反毛としてアップサイクルした上質なテキスタイル。当社で原料屑を徹底して管理・回収し紡毛織物まで一貫生産をすることで、品質を安定させています。
今後、取引先様にもご協力いただき、製品の製造工程で排出される裁断屑も回収し、よりアップサイクルの輪を広げていきたいと考えています。

 

スタイレムは、原料・生地をはじめとするものづくりの知見を生かし、「持続可能なサプライチェーンを作る」「社会や環境に配慮した商品をつくる」などの当社のサステナビリティにおける重要課題を解決していく商品開発を引き続き進めてまいります。

 


【スタイレム瀧定大阪株式会社】
1864年創業の繊維専門商社。テキスタイル、原料、アパレル製品、ライフスタイルの4つの分野で事業を展開。国内市場においてトップシェアを確立したテキスタイル事業を軸にグローバルに事業を拡大中。近年はサステナビリティに対しての方針を強く打ち出し新たな商品やサービスの開発に挑戦しています。今回は循環型エコシステムの構築に取り組み、持続可能なサプライチェーンを追求していきます。また、「社会や環境に配慮した商品をつくる」において、社会及び環境に極力負荷をかけないものづくりを推進していきます。
会社URL:https://www.stylem.co.jp/

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