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環境配慮素材使い充実 スタイレム製品事業 伊の再生ウール、ボア

 スタイレムで、駅ビルなどに出店するレディスブランドやセレクトショップ向けのODM(相手先ブランドによる設計・生産)を手掛けるMMグループが、伊のリサイクルウールやボアを使ったアウター提案を強めている。

 伊プラートの現地法人、スタイレムイタリアを活用し、企画から品質、納期管理まで一貫でコントロールする。

 軸は公的サステイナブル(持続可能な)認証「カルダート・リサイクル」を取得したパウルテックスと協業する伊プラートで作るリサイクルウール。4年前から販売を始め、扱い高が着実に伸びている。「バージンウールの高騰で、中国企業が再生ウールを使い始めているが粗悪品も多い」という。このため原料の選定やミュール紡績機を使ってふっくらと柔らかな糸を作り、織布、整理加工までこだわって独自性を出す。

 これまではモッサ―が中心だったが、19〜20年秋冬向けからは毛足が長いシャギータイプに切り替え、仕込む。MMグループは順調に拡大しており、その要因の一つがバングラデシュなどでの閑散期アウター生産。伊の上質生地をバングラデシュなどで縫製し、価格と価値のバランスがとれたアウターに仕上げる。顧客と話し込んで、長期計画生産を実現する取り組みだ。
 新たに仕掛けるのが「エコボア」。リサイクルポリエステルと、再生ウールを組み合わせた伊製のボアで、こちらも伊法人と共に開発し、来秋冬向けから活用する。

2018年(平成30年)12月25日 火曜日 繊研新聞4面

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