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環境配慮型の生地を充実 スタイレム 20年春夏向け50品番に拡大

 スタイレムが環境に配慮したテキスタイルを充実している。リサイクルしたポリエステルやナイロン、イタリア企業や旭化成、三菱ケミカルとの取り組みなど切り口が増え、20年春夏向けでは約50品番に拡大する。

 20年春夏向けのテキスタイル展示会では、「サステイナブル(持続可能な)テキスタイル&マテリアル」のコーナーを設けた。独自の社内認証基準に合格した生地のみを集めた。「欧米企業からはポリエステルを全てリサイクル糸に変えて欲しいという要望があったり、日本でも小売企業からのニーズが徐々に増えてきた」ことからバリエーションを増やした。

 切り口は多彩だ。「エコアーチ」は、トレーサビリティー(履歴管理)ができているリサイクルポリエステルやナイロンを使うコレクション。「エコとファッションを繋ぐ」をテーマにファッション視点で企画する生地が揃う。GRS(グローバル・リサイクル・スタンダード)認証を得たリサイクルナイロンを使った生地やリサイクルポリエステル生地、東南アジアで生産するリサイクルナイロンを使った生地もある。

 「ジェア」は国際的なリサイクル認証を受けた欧州産原料を使う上質なコレクション。伊プラートの現地法人、スタイレムイタリアが企画、品質・生産管理し、現地パートナーのパウルテックスで生産する。リサイクルコットンを使った生地などを見せた。

 日本企業と取り組む日本ならではの開発生地は海外販売の武器になる。旭化成のキュプラ「ベンベルグ」を使ったスタイレムのオリジナルテキスタイルや三菱ケミカルと共同開発する「ソアイース」を充実。ソアイースは三菱ケミカルのトリアセテート「ソアロン」を使った一格上の共同開発素材。欧州高級ブランドで採用されるなど手応えがでている。

2019年(平成31年)4月26日 金曜日 繊研新聞 4面

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