トップ>ニュース>STYLEMニュース>日本繊維新聞>瀧定大阪10年春夏 元気カラーで不況感打破

ニュース

瀧定大阪10年春夏 元気カラーで不況感打破

~天然ライクな複合素材主流~

瀧定大阪は2010年春夏展示会で、市況悪化を吹き飛ばすアクティブで元気なカラーを訴求ポイントにしている。シルエットは今年と大きく変わらず、薄地、軽さ、さらに立体感を持たせると同時に、天然ライクな複合素材が主流になっている。

4つのテーマで構成し、その中で最もビジネスに結びつくと予測しているのは「フレッシュ・スタンダード」。シンプルなウエアで、快適&活動的なエレガンスラインを提案としてさわやかで軽快なカラーパレットを提唱する。「本来ならアルマーニなどで代表される80年代の流れだが、不況感からむしろ元気のあるカラーを使いをメーンに持っていく」(企画担当者)。

素材感はライト感に加え、適度なハリ・コシを持たせた生地で、しかも撥水性やストレッチ性など利便性のある機能素材使い。全体に天然繊維志向だが、それだけのクオリティーでは表現不足として、綿やシルクなどに合繊をミックスしてモダンさも醸し出すなど微妙な風合いを狙っている。

他方で、もう少しファッションに敏感な層にアピールするテーマが「リラックス・センス」。表情豊なテキスタイルで展開するエレガントなリラックススタイルを提唱し、凹凸感や立体感のある装飾的な素材を求める。ドビー、ジャカードをはじめとして特殊糸や光沢糸使いのファンシーツイードなど、素材自体に価値観のあるものを中心に据える。それでいてゆったりしたドレープ感もあり、かつ凝った素材でふくれジャカードなども構成に入れている。ただ、素材が高くなり過ぎて、一部の高級ゾーンに絞られる可能性があるとする。

カジュアルゾーンとしては「スタニング・ワイルド」。ラスティックな質感を取り入れたシックなカジュアルスタイルを打ち出すもので、ウエスタンやエスニックの流れを取り入れながら、ナチュラルでエコロジーの派生としてとらえる。

「クール・グラマラス」のテーマは、ヤングを対象として設定したものでロックテイストなど。黒をベースにスパンコールを付けたり、メンズスタッチのテーラードジャケットをセルロース系のドレープ感ある素材で提案している。セルロース混と定番としてのジャージーは継続するとともに、光物や光沢感が新しい要素になっている。

一覧へ戻る
PageTop