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瀧定大阪商貿易〈上海〉 上期は増収増益見込む 新規事業にも積極参入

【上海支局】瀧定大阪の現地法人、瀧定大阪商貿〈上海〉は2015年上期(1~6月)の業績で増収増益を見込んでいる。日本製婦人服地を主力とする内販事業がけん引した。新規事業にも積極参入しており、下期は内販がさらに拡大しそうだ。

内販では、本物志向を強めるローカルブランドにファッション性の高い生地を適正価格で販売することで、利益を確保している。内販の売り上げ規模は、年内に円安進行で厳しい日本向けを上回る公算が大きい。

既存顧客との取り組みを深耕しながら、新規顧客の開拓でも成果を上げている。「現地スタッフの努力とともに、本社との連携がうまくいっていることが大きい」と安田季隆総経理は説明する。

日本製婦人服地は、北陸産地の織物風ジャージなどへの引き合いが多い。これまで値段がボトルネックになっていた中国製婦人服地も、上期は「こういった生地ができないか」と顧客から相談を受けるケースが増え、販売が徐々に伸びている。

日本製紳士服地でも新規顧客の開拓を順調に進めている。婦人服ブランドから紳士服地を求められることも少なくないという。

高級ローカルセレクトショップ向けの日本製アパレル卸事業に4月、新規参入した。5月には今治製タオルのテストマーケティングも開始し、来年の本格展開を視野に入れる。「高品位のセレクトショップや、ライフスタイルを提案する生活雑貨店が中国では増えている。こうした店にメードイン・ジャパンを訴求していく」(安田総経理)

2015年(平成27年)6月3日 水曜日 繊維ニュース8面

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