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瀧定大阪商貿上海 内陸の都市など新しい市場開拓 テキスタイルの内販強化

瀧定大阪グループの中国事業会社、瀧定大阪商貿上海(安田季隆総経理)は、テキスタイルの中国内販で内陸都市など新規市場開拓に力を入れる。09年に現地法人を設立してから年々、業容を拡大しており、今後も対面での地道な営業活動を重視しながら「若手デザイナーや新興ブランドと一緒に成長していきたい」(安田総経理)という。

同社は日本向けの生地・製品の調達、生産管理業務に加え、中国国内での市場開拓を強めてきた。中国内販は現在、売り上げの約4割を占めるまでになっており、今後も内販強化を重点施策に掲げる。中国事業は増収増益基調が続いており、内販強化でさらに成長を目指す。

中国での扱い商材は、日本素材の中から中国にマッチしたものをピックアップしているほか、仏素材展プルミエール・ヴィジョン・ファブリックで発信する日本製の頂点ブランド「C.O.T.O.」、イタリア製の独自企画素材、中国素材など幅広く提案する。これらフアッション服地のバリエーションの広さを基盤にしながら、改めて営業を重視する。

日本人7人、中国人スタッフ約30人が「体となり、足で稼ぐ対面営業を基本に据える。中国国内では、海外留学を経験したデザイナーが帰国してブランドを立ち上げるなど、「日本のDCブームのころと似たような状況」。彼らをターゲットに、早いうちから取り組み型の関係を構築し、ともに成長を図る。

中国の店頭は販売不振がいわれているが、「売れていないときこそわれわれのチャンス」と捉え、日本の本社サイドと連携しながら他にないもの、新しいものを積極的に仕掛ける。

エリアは上海近郊・沿海部や、瀧定大阪商貿深圳を置く華南地区のほか、昨年から武漢、重慶、成都といった内陸都市でも出張ベースで営業活動を始めた。新規客のオーナーの考えなども引き出しながら、相互理解を深め、単発のビジネスではなく、持続的な取り組みにつなげる。

2015年(平成27年)4月21日 火曜日 繊研新聞3面

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