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瀧定大阪 瀧隆太社長兼スタイレム会長 真のグローバル化が力に

 大きく開いた生産量と流通量の乖離が問題だ。生地のストックビジネスでは適正在庫を見極め、コントロールが必要。前年実績から安易に作らない一方で新しいトレンドには思い切り踏み込むなど売れる商品をどう作るかに尽きる。

 作りすぎないためにもリードタイムの短縮は重要だ。国内の産地企業と一緒に世界でもっと売るための体制を作りたい。日本ならではの強みが生かせる北陸企業との協業が鍵になる。品質を改善しロスも減らしたい。特に中国向けで日本と品質、検査基準などの違いからロスが生まれている。国内向け、輸出向けと分けて作っていないので簡単ではないが、一緒に品質改善に取り組んでもらえるよう染色加工場などと話し込む。

 イタリアや韓国の産地に入り込み、糸、機屋、染めなど自らコーディネートして生地を作れるようになってきた。こうした物作りのノウハウを日本で生かす。今までは日本のノウハウを海外で生かしていたが、人材も育ち、その逆もできるようになれば真の意味でグローバルな物作りができる。「トリポーラス」を使った生地を開発し、ドイツISPOに初めて出てアピールした。世界で売る武器になる。世界で生地を調達し、世界で販売する。グローバルニッチとして大きな伸び代がある。目先は厳しいが世界に目を向ければチャンスは多く、非常にワクワクする。

2020年(令和2年)2月14日 金曜日 繊研新聞 9面

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