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瀧定大阪 瀧 隆太社長(スタイレム会長) 挑戦できる組織に

 この間、全体最適や収益性重視で力をぐっと抑えてきた。それも大事だがそれだけでは社員はチャレンジできない。素材の価値を伝えながら服を売るECサイト「クロスクローゼット」を昨夏立ち上げた。こうした現場からのアイデアや様々な挑戦を精査しながら後押ししたい。

 挑戦することで人が育つ組織にする。当社はOJT(現場教育)中心できたが集団教育も必要で、まずは新人研修カリキュラムを作った。人が育つには環境も重要だ。若いうちから海外に出て売るだけでなく産地に入り込んで物作りを身に付けたり、国内でも大顧客を担当するなど激しい変化の中で経験を積ませたい。うちの強みは生地の企画力とリスク力。これらを基礎力として身に着け、磨く環境を整える。

 2月から組織を変更した。狙いはグローバル市場の開拓強化と市場の2極化への対応。グローバルは堅調な中国に加え欧米を引き続き拡大する。欧州連合向けはEPA(経済連携協定)も追い風にする。まだ少ないが“外・外”も増やす。市場の2極化への対応ではファブリック事業部を新設し、得意の中・高級ゾーンに加え、伸び代がある中間価格帯を攻める部署を作った。インドや東南アジアでの素材開発を進める。もともと強いジャージーは事業部を新設して最強化する。19年は厳しくみる。事業に集中し瀧定大阪とスタイレムの統合は急がない。

2019年(平成31年)2月15日 金曜日 繊研新聞9面

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