トップ>ニュース>STYLEMニュース>内販事業を拡大する瀧定大阪商貿上海 中国ハイエンド層対象に

ニュース

内販事業を拡大する瀧定大阪商貿上海 中国ハイエンド層対象に

【上海支局】瀧定大阪グループの瀧定大阪商貿上海(安田季隆総経理)は、中国のショールーム、Kポイントファッション(周卉卉CEO=最高経営責任者)と組んで、新たな中国内販事業を進める。中国のハイエンド層を対象に、欧州や日本、中国の上質な素材を使って日本のクリエーションを盛り込んだ瀧定大阪商貿上海のオリジナルブランド「シュガーアンドソルト」や、日本のデザイナーと共同で開発する服や雑貨、日本で販売している上質なブランドを、セレクトショップなどに向けて販売する。

シュガーアンドソルトは、15年春夏のシャツで本格的にスタート。15~16年秋冬からフルアイテムを展開する。中国と日本のファッション市場に精通するデザイナーが、30代前半の女性を対象に欧州のセンスをアジアの市場と融合させた服を作る。

瀧定大阪商貿上海の素材調達力を背景に、中国市場を狙ったデザインが特徴だ。白のレース使いやジャカード、ダブルフェイスのジャージー、ウールとカットソーのボンディングなど素材感を生かしながら、スポーティーにこなす。秋冬物の価格はシャツで1500元、ジャケット2000元、コート5000元程度。あくまでも感度の良い客を対象にする。

Kポイントがこれまで中国のセレクトショップに販売してきた日本の服や雑貨を、瀧定大阪商貿上海がパートナーとなることで、拡販を目指す。レディスウエアの「バージン・ユニフォーム」や「ダリアンス・ケリー」、バッグの「マリー・アル・テルナ」や「ジュリア・パーカー」、子供服の「コキチカ」などだ。日本のセレクトショップでも扱われる商品群の中から、中国向けに適したものを選ぶ。

ファッションに目の肥えた中国人がセレクトショップを立ち上げるケースが多いが、「センスの良いショールームの機能が求められている」(周CEO)中で、日本の最新のクリエーションを紹介できるメリットを打ち出す。

瀧定大阪商貿上海は、日本のアパレルメーカーのレディスウエア「イプセ」などを提案。今後、中国市場に向けて日本ブランドの取り扱いを増やす考えだ。「ハイエンドの素材を使った商品で、新たな市場を開拓」(安田総経理)し、内販事業を拡大する。

2015年(平成27年)4月21日 火曜日 繊研新聞4面

一覧へ戻る
PageTop