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上海法人で内販強化

~11月に100%出資 三国間取引も視野~

瀧定大阪は11月にも中国・上海に100%出資の現地法人を設立し、中国内販を本格化する。すでに今月8日には、準備事務所となる「瀧定大阪上海代表処」を開設しており、輸出入貿易権や中国国内で流通業が可能な外商独資商業企業の瀧定大阪商貿(上海)有限公司の設立を申請済み。11月1日に設立にこぎつける予定という。

瀧定大阪商貿(上海)の資本金は100万ドル。董事長は瀧隆太社長が兼任し、総経理には北村義純取締役が就任する。上海市長寧区に拠点を置き、日本人4人、ローカルスタッフ4人を配置する。中国国内でのテキスタイル、アパレル製品の生産・品質管理業務、販売・受け渡し、それに伴う決済業務を行う。

瀧定大阪にとって、中国で調達した生地の国内販売は、年間約40億円。そのうち、6億円が日系企業向けの現地渡し。今後は瀧定大阪商貿(上海)を通じて「トレンド性と品質に優れたボリュームゾーンの現地商材の開発、一貫調達」に重点的に取り組む。販売活動については日系アパレル向けを中心に当面、本社の営業担当者が担う。日本産、中国産を問わず、すべての商品を取り扱い、初年度の売上高は6億円、3年以内に10億円、5年以内に40億円超の目標。

一方で、日本の本体と連携した欧米取引の拡大を視野に入れ、輸出拠点としても位置づける。現状、欧米のアパレル向け取引は本体からの輸出で、香港渡しがほとんど。今後は香港の連絡事務所を駐在員事務所に格上げすることも検討したうえで、ニューヨークの現地法人とも連携した米国向けを含め、中国で開発調達したテキスタイルの三国間取引にも乗り出したい考え。

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