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スタイレム来秋冬向けニットOEM フォックス糸使い充実

 スタイレムのニット事業室は、19〜20年秋冬向けニットアパレルOEM(相手先ブランドによる生産)でフォックス糸使いを充実する。
 ラクーンの人気一巡や価格高騰などを受けて、次はフォックスを仕掛ける。フォックス使いはすでにヒットしている。17〜18年度のベストセラーがフォックスとアンゴラ、ウール、ナイロンなどの混紡糸だった。フォックスのふくらみを引き出すため、アンゴラとウールを「絶妙なバランスでブレンドした糸」という。
 来秋冬に向けては、フォックス100%や手洗いができるタイプ、ストレッチタイプなどを仕掛ける。フォックス100%タイプは、2年かけて「ラクーンで課題だった淡色をホワイトフォックス原料を使うことで実現した」。ラクーンに比べて切れやすいため試紡を重ね、量産に対応できるようにした。
 
新たに開発したのはフォックス40%・ウール50%・ナイロン10%の混紡糸。原毛段階で特殊加工を施し、「獣毛素材でも手洗いできる」ようにした。

 フォックスを10%ブレンドしたストレッチ糸も開発した。伊の特殊紡織機を使った25番手の細くて軽い糸を12ゲージで両面編みし、ふんわりと肌触り良く、軽く仕上げる。

 ニットの市況の苦戦は続くが、原糸から生地、製品までを一貫でコントロールするオリジナル戦略商材「バーティカルヤーン」シリーズを充実し、製品で差別化する。仕掛ける糸を絞り込み、在庫を持つことで、特徴を出しながら価格ニーズにも対応する戦略だ。

2019年(平成31年)1月17日 木曜日 繊研新聞4面

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