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スタイレム16~17年秋冬レディス素材 軽く柔らかいウール拡充 タイ生産のキュプラ混「キュント」も

スタイレムは16~17年秋冬のレディス服地で、ダブルフェイスや起毛などでウールのバリエーションを拡充する。60~70年代調のクラシックなトレンドに加え、アイテムでは生地をぜいたくに使った立体的なシルエットに人気が集まると予想。意匠糸や組織でデザインに変化をつけ、軽量でボリュームを出しやすい素材を提案する。

定番のウールでは、ナイロンやポリエステルなど化合繊混で、軽さを強調する。前秋冬はハリ・コシの表現で使われたボンディングのダブルフェイスでも、16年秋冬は化合繊混や甘撚りの糸使いで、軽さや柔らかさを重視する。ウール原料の価格高騰を受け、ウールー0~90%以上のものまで様々な混率を揃え、幅広い価格帯に対応する。

「ベーシック人気は継続するが、テイストミックスや糸、組織でひとひねりある素材にニーズが高い」と見て、定番素材に意匠糸や組織、配色で変化を加える。綾織りやコーデュロイは畝をより太く、オフホワイトやピンク、グレーの配色で上品でモダンに仕上げる。クラシックの流れからマーク数を増やしたチェック柄は、注目色の赤やオレンジを差し込み、新しさを表現。また総スパンコールやラメ、起毛レースなど、華やかな意匠素材も揃え、部分使いに提案する。

原料からの差別化も重点にすえる。2年前からオーストラリアの羊毛農家と契約し、原料から一貫して手掛けるウールは、風合いに加え生育環境やトレーサビリティー(履歴管理)など生産背景も訴求する。そのほか伊グループ会社が展開するテキスタイルブランド「レ・ティンテ」や、インド、中国など海外現地法人発の素材も提案する。タイ現地法人からは、旭化成のキュプラ「ベンベルグ」を使ったテキスタイルブランド「キュント」を紹介して、海外生産に対応するグループのネットワークや企画力をアピールする。

2015年(平成27年)10月27日 火曜日 繊研新聞4面

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