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スタイレム 21年春夏テキスタイル 持続性やナチュラルにシフト コロナ終息後の市場を見据え明るさを重視

 スタイレムは21年春夏向けテキスタイルで、サステイナブル(持続可能な)やナチュラル志向へのシフトを強める。新型コロナウイルス問題の終息後の市場変化を見据え、カジュアル感やリラックス感など明るいムードを重視し、環境配慮型素材を織り込みながらスタイリング別の提案を発信する。

 同社のサステイナブル素材は、これまで動物愛護や森林保護、オーガニック綿、リサイクルなどのカテゴリーで集積して提案してきた。アパレルの関心が高まる一方で、製品への取り込み方への問い合わせが増えていることから、オーガニック綿やキュプラ、リサイクルポリエステルなどを各スタイルに落とし込んで要望に応える。

 キャリアやミセス向けの上質でナチュラルなラグジュアリースタイル「オリジン」は、オーガニック綿をはじめ天然素材のきれいな艶感、麻の質感、天然染めや天日乾燥などで充実する。コットン風や麻調の合繊、リサイクルポリエステル、ドレープ性のあるシルキー素材、新配色のマドラスチェックなどでモダンに進化させる。

 「デイリークチュール」は、光沢感やハリ感のあるシルキー素材、オーガニック綿の透け感素材、シャンブレー素材、凹凸感のあるジャカードや楊柳などで華やかなロマンティックフェミニンスタイルを打ち出す。気品と落ち感のあるサテンや無地調ジャカードで高級感のあるリゾートスタイルも加える。

 自由なデイリースタイル「プレイフルベーシック」は、機能的なメンズ調素材やオーガニック綿などを揃え、ギンガムチェックやグラフィカルなストライプなどカラフルな先染めで表現を広げる。実用的で遊び心のあるワークスタイル素材、膨らみのあるスウェットやボンディング、ハニカムジャージーなどでフェミニンにアレンジしたアスレチック風素材も充実する。

 「フューチャリスティックモード」は、軽さを重視。ジャケットやドレス向けの化合繊複合、光沢感や機能性のあるシャツ、アウター素材、意外な表面感の後加工素材などでエアリーなレイヤードスタイルを追求する。また、シルクや再生繊維、リサイクルポリエステル、光沢加工やレザー調加工も組み合わせ近未来的でクールな着こなしも提案する。

 緊急事態宣言の発令に伴い、展示会の見送りや在宅勤務が広がり、商談機会が大幅に減っているが、「先行素材の情報が求められている」とし、生地見本のほかテレワーク用に全社員に配布されたデジタル機器も活用してアパレルへの提案を強める。

2020年(令和2年)4月21日 火曜日 繊研新聞 4面

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