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スタイレム 16春夏服地 こだわり詰め込んだ定番 「上質な機能」にも注目

スタイレムは16春夏婦人服向けに、「ベーシック」「ナチュラル」「デコ」「ドレープ」という4つのカテゴリーを設けて付加価値素材を訴求するとともに、機能素材や環境関連商材の打ち出しを強める。また今期からの組織改正に伴って紳士服地との融合提案も加速する。

婦人服地のトレンドに大きな変化が見られないなか、ベーシックという要素が脚光を浴びる。ポイントは「普通に見えて実はこだわりが詰め込まれた」素材。このコンセプトにのっとり、経糸にコーマ糸を用いてきれいな表面感を持たせた素材に塩縮加工を施したものや、シャリ感やドライタッチにこだわりながらもシルエットがきれいに見える各種ジャージ素材などを用意する。例年よりも綿素材を増強している点も同シーズン向けの特徴。

ナチュラルのカテゴリーでは、生なりのシリーズを充実するほか、質感にこだわったインディゴのバリエーション、組織変化や杢タイプジャージなどを取りそろえる。デコではボヘミアンテーストのフリンジや人気継続のレース、カラーをシンプルにした大柄プリント、ふくれジャカード、オーガンジー刺繍など同社ならではの装飾素材が目白押し。

トレンド復活が見込まれるドレープのカテゴリーではサテンやデシン、撚糸物、長短複合などで従来とはひと味違う落ち感を表現する。顧客の要望を受けて改めて訴求を強めるのが機能素材群。花粉リリース、防透け、吸水速乾など様々な切りロの機能を取りそろえながら、それらを組み合わせた機能のハイブリッドも充実。同時に、ベース素材でも上質感やトレンドを強く意識する。

環境配慮型商材としては、数年前に投入した自社ブランド「フィールグリーン」が軸。インドの紡織、染色の一貫企業、バルドマンと連携したオーガニックコットンを原料に、様々な素材を提案する。

婦人服地と紳士服地との融合も同シーズンの見どころ。今期からテキスタイルマテリアル事業部として両服地部門が同一事業部となったことで、融合提案が進展。メンズでは表面変化を軸にメッシュ調やサッカードビー、杢調の塩縮加工などを打ち出すが、レディースアパレルからのピックアップが急増している。

2015年(平成27年)6月24日 水曜日 繊維ニュース10面

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