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スタイレム瀧定大阪 自社製品ブランドの海外展開強化 欧州などを軸に攻める

 スタイレム瀧定大阪は、婦人ラグジュアリーの自社製品「Rito」(リト)の海外販売を増やす。16秋冬にブランドを立ち上げて以来着実に販路が広がり、海外では欧米やアジアの20店舗で展開されている。欧州を中心に提案を強め、世界に通用するブランドに育成する。

 リトは、同社の「生地を作る力」を生かしたブランドで、全体の7~8割は独自の糸・生地を使う。日本製の生地だけでなく、フランスやイタリア、中国など世界中の生地を用いる。縫製は国内中心だが、一部の商品をフィリピン・セブ島で縫製するなど、適所生産を行っている。

 卸売りに絞って展開し、日本国内では40~45店舗で販売されている。海外市場には2年目からフランス・パリで展示会に出展するなど、早くから目を向けており、欧州(英国、フランス)や米国、韓国、アラブ首長国連邦(ドバイ)に販路が広がっている。

 海外では欧州を軸にアジアなどでも伸ばす。新型コロナウイルス感染拡大の影響で展示会出展はできないが、世界最大規模のB2Bマーケットプレイスを利用して提案を続ける。「着実に取引先を拡大してきた。手応えを感じている」と一層の伸長に自信を示す。

 国内でも成長を狙う。このほど21春夏商品をそろえたポップアップショップを東京都内で開催した。リト単独でのポップアップショップ開催は初めてで、ブランドの世界観を披露した。昨年秋には電子商取引(EC)サイトでの販売も開始している。

 21春夏は持続可能な循環型モノ作りのテーマの下、透け感のある綿混のドビーストライプで着脱可能なポケットが付いたビッグシャツ、パンツスーツなどをそろえた。先シーズンの商品とひもでつなげてレイヤリングできるアイテムも用意した。ポリエステル繊維を培地に変換する「プラスグリーンプロジェクト」の商品も販売する。

2021年(令和3年)4月19日 月曜日 繊維ニュース 2面

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