トップ>ニュース>STYLEMニュース>スタイレム瀧定大阪 企画力、品質をさらに高める IT活用、新規分野開拓も

ニュース

スタイレム瀧定大阪 企画力、品質をさらに高める IT活用、新規分野開拓も

 2月1日に発足したスタイレム瀧定大阪は、高まるQRニーズに対してストック機能を持つ強みを生かし、企画力や品質力をさらに高めていく方針だ。販売データの活用や生地データのデジタル化も進めるほか、ユニフォームやサステイナブル(持続可能な)分野への取り組みなど新規分野の開拓も図る。

 今期は、製品、生地ともに厳しい状況が続いているが、「方向性を定めることができた」(瀧隆太社長)として巻き返しを図る。収益面では出張費や展示会の中止などによる経費削減があったほか、本社の1フロアを返却しレイアウトを効率化。システム投資の償却負担も少なくなり、「ベースの負担が軽くなったので、攻めの基盤ができてきた」という。

 また、日本や欧米は厳しいが、中国は完全回復に近い状況で、特にECの伸びが顕著。ECでは売れ筋を積む傾向があるので、在庫機能をアピールする。中国での物作りにも挑戦し、幅広い顧客の要望にも応えていく方針だ。

 今後は、物作りの企画力、質を更に高め、必要とされる物作りに取り組んでいく。10年弱の販売実績データをデジタルで蓄積しており、営業現場でのデータ分析や分析ノウハウを全社で共有する。また、生地データのデジタル化にも着手しており、3D・CAD(コンピューターによる設計)でのシミュレーションに活用し、QRに対応する。

 また、生地で培った経験、ノウハウを生かしながら、メディカルをはじめとしたユニフォームなど新規分野にも挑戦する。課を新設し、生地や製品を供給する。

2021年(令和3年)2月5日 金曜日 繊研新聞 4面

一覧へ戻る
PageTop