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スタイレム瀧定大阪 ヘンプに特化したブランド ウェア、雑貨の卸開始

 スタイレム瀧定大阪は、「地球に優しいサステイナブル(持続可能な)素材」とヘンプに特化したオリジナルブランド「キャンバスヘンプ」を立ち上げ、22年春夏物から卸販売する。

 タオル類(想定中心価格600~5000円)や靴下(1000~1500円)、帽子といった雑貨、小物に加え、取引先に提案しながらTシャツ(8000円)やカバーオールジャケット、パンツ(1万3000円)といったアパレルや靴なども作る予定。セレクトショップやアパレル小売店に加え、環境に配慮した取り組みを重視するホテルやレストランなど幅広い販路、業種に提案する。

 ヘンプの持つ天然由来の吸水速乾性や紫外線防止、抗菌性、多孔質構造による調温、調湿機能などに注目した。「夏用のイメージがあるが、オールシーズン活用できる。丈夫で体になじむし、本来持つ機能なので洗濯しても効果が変わらない」という特性を生かす。ヘンプは成長が早く、二酸化炭素を大量に吸収し、無農薬で栽培できる。水の使用量も少なくて済み、地球環境に優しい点にも注目した。繊維部分だけでなく、種は食品や食用油、化粧品、せっけんなどに活用されるなど「全ての部分を余すところなく活用できる植物」と担当者。

 ヘンプは中国産を活用する。スタイレムは直接消費者に販売するDtoC(メーカー直販)事業を進めている。しかし今回はあえて卸から始める。「産業用ヘンプは世界的にも生産、調達ニーズが高まっている注目素材。日本でも今後、競合が激しくなる。ヘンプに特化したブランドを立ち上げ、卸で広く提案することで認知度を高め、差別化したい」との狙いだ。

 日本でヘンプの普及などを目指す北海道ヘンプ協会に加盟した。知見を広げながら、活動を支援する。

2021年(令和3年)11月2日 火曜日 繊研新聞 4面

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