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スタイレム瀧定大阪 グッドバイブスオンリーに出資 AI受注予測活用し過剰生産を解決

 スタイレム瀧定大阪(以下、スタイレム)は、SNSを活用したマーケティングやDtoC(メーカー直販)事業のプロデュースなどを手掛けるグッドバイブスオンリー(東京都、野田貴司代表取締役)が実施した第三者割当増資を引き受けた。出資額は非公表。

 スタイレムは3Dモデリングを積極的に進め、備蓄する5000ものテキスタイルデータの取り込みを進める。このデータ資産を活用し、サンプルの削減やリードタイムの短縮などを実現する考えだ。

 今回のグッドバイブスオンリーとの提携で、3Dモデリング事業を広げるとともに、SNSのデータとAI(人工知能)を組み合わせた受注予測機能を活用し、生地やアパレルの過剰在庫を防ぐ狙い。またスタイレムは海外での生地販売に力を入れており、海外拠点を活用し、中国や他のアジア圏での展開も予定する。海外顧客とやり取りしながら生地のサンプルCGを画面上で修正し、完成させるなどでサンプルレス、QR納品を実現する構想。

 グッドバイブスオンリーは、スタイレム瀧定大阪に加え、豊島が運営するCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)、マルイグループ、SMBCベンチャーキャピタル、サンアスタリスク、セレスを引受先とした第三者割当増資を実施し、約5億5000万円を調達した。主に①3D・CGモデリストや開発エンジニアの採用拡大②デジタルサンプルプラットフォームの開発③中国、アジア圏内への展開を目的としたマーケティングの強化――に投入し、アパレルDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させるという。

2021年(令和3年)10月27日 水曜日 繊研新聞 4面

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