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スタイレムニット製品事業 独自素材使いが増加 秋冬はアウターに注目

 スタイレムのニットアパレルOEM(相手先ブランドによる生産)が堅調だ。独自性の強い素材を開発し、閑散期を使って計画生産する取り組みが年々増えている。

 従来ニット製品OEMはニット事業室が集約していたが、2月からの新組織で、ガーメント事業部第1部37課が中心となり手掛ける。「独自の開発糸、生地が評価されている」(松尾好訓37課課長)と19〜20年秋冬向けでは、フォックス混の糸を使ったアイテムの受注が好調だ。閑散期を活用して早めに仕込み、その分糸の開発と在庫に力を入れ、独自性を発揮している。生産は中国が中心でベトナムでも作る。

 19〜20年秋冬向けの目玉はニットアウター。18〜19年も良かったが今期さらに伸びると期待する。昨年はカーディガンタイプも良かったが、その流れがニットアウターに変わると見るためだ。ウール・フォックス混糸などフォックス糸を使ったニットコートが展示会で反応が良く、「9〜11月は防寒コートは必要なく、これで十分」と期待する。

 トレンドのプリーツスカートとの相性の良いロングアウターが軸だが、ファスナー使いなどショートタイプも良さそうだ。他には手編み風のケーブル編みセーターや独自素材の撚り杢タイプも好評だ。

 新組織ではニットに加え、ジャージーOEMも加わった。ただほかに国産中心のジャージーOEMを手掛ける部署もあるため、37課は社外生地を使ったジャージーOEMなど新たな取り組みで上乗せする。「これまではニットのみで売り上げが秋冬物に集中していたが、カットソーを扱うことで通年戦える体制になった。ニットとのドッキングなど商品、事業の幅が広がる」と、ニットとジャージーのOEMをバランス良く育てる。

2019年(平成31年)4月2日 火曜日 繊研新聞4面

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