トップ>ニュース>STYLEMニュース>スタイレム「トリポーラス」を使った生地開発 21年春夏から本格販売

ニュース

スタイレム「トリポーラス」を使った生地開発 21年春夏から本格販売

 スタイレムはテキスタイル事業で、ソニーの多孔質炭素材料「トリポーラス」を使った生地開発を始めた。来年1月の独スポーツ見本市ISPOにソニーのブースから発信するなど、国内外のメンズやスポーツ分野の取り組みを強め、環境に配慮した天然由来の機能素材として育成する。

 トリポーラスは、ソニーが稲の籾殻から開発した環境配慮型の多孔質炭素材料で、従来の活性炭を上回る吸着性能が特徴。水や空気の浄化フィルター、洗浄剤などに用途が広がっている。アパレル市場でのスタイレムの開発力と販売力を生かして販路を拡大する。

 生地は、トリポーラスを練り込んだ消臭・抗菌機能のあるレーヨン糸を使い、ポリエステル・レーヨン混防のストレッチポンチや綿・レーヨン混紡のベア天じくなどジャージーで4マークを開発した。グレーや紺のミックス感があり、メンズ・スポーツのインナーシャツ向けなどで糸や生地を販売するほか、レディス市場にも販路を広げ、要望によっては製品OEM(相手先ブランドによる生産)にも対応する。

 アウターを意識した布帛も開発中で、将来的にはタオル製品などでギフト市場も視野に入れる。20~21年秋冬向けからスタートし、機能性を明確にしながらアパレルとのパートナー作りを進め、21年春夏から本格的に拡散する。

2019年(令和元年)12月12日 木曜日 繊研新聞 4面

一覧へ戻る
PageTop