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スタイレム 製品事業 飛躍に向けて強み精査 横編み事業強化にも着手

スタイレム最終製品事業を一手に展開するガーメント事業部は発足初年度となる今期(2016年1月期)、「各グループの強みと弱みの見極めに力を注ぐ」(西山伸一取締役ガーメント事業部長)とともに中長期の視野で①ニット(横編み)事業の強化②備蓄機能の充実③人的効率の向上-に取り組む。

瀧定大阪では前期まで、最終製品に特化したトレンドストア事業部に加え、アパレル事業部でも最終製品を取り扱っていた。今年2月に瀧定大阪からスタイレムに事業が承継されるのと同時に組織体制も一新。雑貨や寝装製品も含めたすべての最終製品を同事業部に集約した。

瀧定大阪は4年前の事業部制導人以降、製品事業の拡大を狙い、利益面で円安の膨響を受けながらも毎年大きく売り上げを伸ばしてきた。新体制で臨む今期は「必ずしも売り上げ拡大を優先しない」とし、数値目標でも減収を見込む。価格帯やターゲットの違いで区分けした5つのグループそれぞれが持つ機能を精査し、次年度以降の飛躍につなげる考えだ。

中長期的には横編み製品の拡大を狙う。すでに昨年から旧アパレル事業部内にニット事業室を設け、可能性を探ってきた。新体制下でテキスタイルマテリアル事業部に組み込まれた羊毛原料部門との連携を図りながら拡大を図る。

足元の商況は良くない。昨年4月の増税後から消費不況が続いている状況だが、回復した際に向けて、「新しい製品事業の在り方」も模索する。「製品でも何らかのリスクテークを推進する必要があるかもしれない」とし、その可能性を検討していく。

人的効率の向上も永続的なテーマ。ここ数年の製品事業拡大に伴って人員も増大しており、「一人当たりの生産性を上げていく」。

2015年(平成27年)4月16日 木曜日 繊維ニュース6面

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