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スタイレム 専務グローバル事業統括部長 谷田修一氏 オピニオン アジャストする力必要

―2019年のファッション市場はどうなるとみますか。
欧米はメゾンブランドとグローバルSPAの二極化が進むでしょう。そのターゲット顧客の中心は中国です。同国では新興アパレルがさらに増えていくでしょうが、その分、浮き沈みもさらに激しくなるのは間違いないと思います。

―生地を世界に売っていくために必要なこととは。
顧客のニーズにアジャストすることが最も重要。顧客が求める商品、リードタイム、プライス、品質を提供できるかどうかが成否の鍵を握ります。

―日本の生地関連企業にとって、輸出拡大は悲願です。
日本の産地には優れた“工”の力があります。それは世界にも認められている。ただ、クリエーション(創造、創作)の部分では欧州の産地のレベルが高く、当社も含め日本の産地においても、より力を入れていく必要があると感じています。当社が「ゼン・キワミ」や「ブラック」「レティンテ」など生地のブランディングに力を入れ、「プルミエール・ヴィジョン」などでシーズンごとに新商品を発表しているのは、クリエーションを重視するためです。各ブランドが欧米や中国のバイヤーに認知され、売り上げも伸びています。

―純輸出だけでなく、海外法人などを活用した外・外ビジネスにも可能性があります。
顧客にアジャストする力があれば、拡大は可能だと思います。当社が拠点を置く、香港含む中国、イタリア、インドで実績を積んでおり、韓国でもスタートしました。

2019年(平成31年)1月7日 月曜日 繊維ニュース13面

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