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カットソー製品で新ブランド スタイレムインディア インド一貫生産が強み 

 スタイレムのインド法人、スタイレムインターナショナルインディアが、インド国内での原料開発から生地、縫製を手掛ける一貫の取り組みを強めている。「縫製だけなら他でもあるが、インド国内で原料、紡績、織り・編み、染色、縫製まで管理できているのが他にない強み」と高森俊滋スタイレムインディア社長。EPA(経済連携協定)を活用し、関税メリットを生かして価格も抑える。

 インドの上質な綿を使ったカットソー製品ブランド「チャルカ」立ち上げた。ジャージーに適した膨らみのある上質な綿を「ティルピア」と名付け、原料から差別化する。豊富な油脂成分と手摘み収穫ならではの膨らみがあり、柔らかで肌触りの良い製品に仕上げる。

 オーガニックコットン100%タイプもあり、Tシャツ、パーカ、ルームウェアなどを作る。スタイレムが手掛ける高級タオルと同じ原料を使い、「洗うほどに柔らかな風合いになる」と期待する。

 新たにデニムアイテムの一貫体制を構築した。インドのオーガニックコットンを使ったデニムを作り、縫製、洗い加工までをインド一貫で手掛け、ジーンズなどを生産する。ストレッチタイプもある。ブランケット向け生地を使ってシャツを作るなども新たな切り口。

 大手生地メーカーとの取り組みが深い。綿を中心に紡績、織布、染色までを手掛ける大手企業とは、綿100%の他に、綿・ポリエステル、ストレッチ生地、起毛タイプなどバリエーションが拡大。メンズ向け高級スーツ地に強い有力企業とは、ポリエステル・レーヨンやウール混などで再生ポリエステルを使うなどサステイナブル(持続可能な)素材を増やす。

 「インドはまだまだポテンシャルがある。糸から手掛ける生地をもっと増やし、インドをハブに世界に売っていきたい」グループのアイパレット香港などと連携し、世界市場を狙う。

2019年(令和元年)12月26日 木曜日 繊研新聞 4面

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