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アイパレット香港 米仏市場を開拓

スタイレムグループのアイパレット香港が、日本以外で作る独自の生地コレクション「アイパレット」を武器に欧米市場を開拓している。

 同社は設立して5期目。当初は欧米のファストファッションなどを狙ったが「ファブレスだと難しい」と今はボリュームゾーン中心に、欧米の高級ブランドからカジュアルブランドまで顧客の幅は広い。

 「1期目は商品ニーズをとらえきれず大失敗した」(森本暁代表取締役)がその後、インド綿を使ったコート地やボンディングタイプなどヒット商材を増やし、毎年進化させている。「毎シーズン、切り口を変えるなど新鮮さを出す」ことも評価されている。在庫は持たず、着分や受注生産で対応する。

 「スタイレムのコレクションとはすみ分け、少しこだわりながらも価格を抑える点がポイント」と中国を中心にインド、タイ、台湾、インドネシアなどスタイレムの海外拠点や本社の各課と連携して、産地の特徴を生かした生地を企画・生産する。

 欧州の軸はパリ。エージェントが年2回展示会を開き、高級ブランドに顧客が広がっている。さらに伸ばそうと香港駐在の日本人担当者も付けている。

 「ニューヨークで商売ができつつある」と米国も伸びてはきたが、「客数がまだ少ない。市場は大きく、深い」と攻勢を強める。ニューヨークとロサンゼルスの展示会に出展し、顧客を増やす。

 商材では化合繊関連を増やす。リサイクルナイロンやコーティング生地にプリントするタイプを充実し、スポーツの中軽衣料向けを狙う。

2019年(令和元年)9月17日 火曜日 繊研新聞 4面

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