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PVアワード・ファブリック部門 東レ、スタイレムが受賞

 プルミエール・ヴィジョン(PV)パリは19日、第10回PVアワードを発表した。ファブリック部門のファッション・スマート・クリエイション賞に東レ、イマジネーション賞にスタイレムが輝いた。日本企業の受賞は2年連続。

 ファッション・スマート・クリエイション賞は責任あるクリエイションのコンセプトに合致し、創造性に富んだ素材を表彰するもので、今回から新設された。東レは、人工皮革「ウルトラスエード・ヌー」のリサイクルポリエステルタイプで受賞。環境への配慮とともに、スエードと銀面調を併せ持つ「モダンな質感」が評価された。

 スタイレムは、日本の産地の特徴を生かしたテキスタイルコレクション「ゼン・キワミ」から、レーヨン100%の先染めチェック織物が選ばれた。「クラシックな印象からかけ離れた手触り」で、審査員の注目を集めた。「日本で1社だけ」(同社)の加工技術を使ったバルキー性のある糸を撚りをかけずに織り上げ、シルクのような反発感と軽さ、和紙のようなドライな手触りを持たせた。糸の風合いを生かすため、仕上げで生地を引っ張らないことで生まれた、揺らぎのあるチェック柄も好まれた。

 今回のPVアワードは、オリヴィエ・ティスケンスが審査委員長を務め、PVファブリックに出展した802社、PVレザーの311社を対象に、四つの賞を授与した。グランプリは、ファブリック部門が伊マリーニ・インダストリー、レザー部門がスペインのFCクレアシオ・イノバシオだった。

2018年(平成30年)9月21日 金曜日 繊研新聞5面

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