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個性的意匠や新定番発信 スタイレム19-20秋冬テキスタイル 次世代需要掘り起こし

 スタイレムは、19〜20年秋冬向けに四つのコンセプトで個性的な意匠や新定番となるテキスタイルを発信した。次世代市場を見すえたニューラグジュアリーやサステイナブル(持続可能性)の切り口も鮮明にし、アパレル市場の需要を掘り起こす。

 コンセプトのうち、シンプルモダンなラグジュアリーの「タイムレスシック」は、ボリュームがありながらも軽いウールのダブルフェイス、肌触りの良いベロア調裏毛のジャージーなど、デイリーな定番の中にも上質感のある素材で表現した。クラシックなレディススタイルの「アーティーエレガンス」は、インパクトのあるスカーフ柄のプリントや80〜90年代調の多色の先染めチェック、ファンシーツイードなどでクラス感や遊び感覚を重視した。

 オフタイムを中心にした「トラベリングフォークロア」は、ブランケットのような手織り風のチェックやマルチストライプ、ラフな質感のツイードなどで世界のルーツを現代的に取り入れた。働く女性のスタイルを追求した「パワードレッシング」は、ハリ感やドライタッチをともなったウールやポリエステル複合、スポーツ感覚を意識したダブルフェイスや裏起毛のジャージーなどを揃え、オフィスやアスレチックシーンに対応する。また、コンセプトとは別に次世代の新しいラグジュアリーとして、独自のキーワードで素材を選定。長期間でも着用できる獣毛やサラッとした風合いの梳毛、合繊のストレッチタフタやスエードタッチのプリント、グラフィック調のツイードや季節の端境期を意識したウール・麻、心地良いセルロース系ジャージーなどを打ち出した。

 サステイナブルのテーマでは、外部機関の認証の上に環境負荷軽減やリサイクル、動物愛護の自社基準をさらに設け、基準を満たした素材にはマークを付与する。リサイクルウールやノンミュールシングウール、オーガニックコットン、リサイクルポリエステルやリサイクルナイロン、合繊のエコファーやボアなどを集積した。キュプラ「ベンベルグ」のオリジナル素材も先染めやジャカードで9マークを加え、今後はジャージーなども取り入れてマーク数を増やす。

2018年(平成30年)11月7日 水曜日 繊維ニュース4面

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