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中間価格帯に伸び代 スタイレム海外販売は好調

 スタイレムは「市場の二極化への対応が鍵。ミドルからミドルロワーゾーンに伸び代がある」(瀧隆太会長)と、ボリュームゾーンに向けた生地の開発、販売に力を入れ成果が出てきた。国内での生地販売は手薄だった中間価格帯向けの伸びでカバーし、「厳しい中でもまずまず健闘している」という。

 「適地で生産し、適地で販売する」方針で、日本、イタリア、中国、インド、インドネシア、韓国などで生地を作り、世界への販売を強めている。
「中東向けは厳しいが、全体的には海外向けは引き続き好調」という。「日本の生地を世界にもっと売りたい」と言うが、産地の人手不足などが響き、「顧客の欲しいタイミングでタイムリーに供給することが難しくなっている」と「適地適産」対応を強めている。

 特に中国が引っ張る。まだ日本製生地が中心だが、中国で作る生地を中国で販売する一貫の取り組みを増やす。北米、欧州向けも堅調だ。アメリカでは、生地の在庫機能やバリエーションを武器に個性的なアパレルやEC関連企業など小口顧客が増えている。「顧客からのアプローチや販売の仕方が変化している」ため、インスタグラムなどを活用した顧客とのコミュニケーションや販売が進んできた。

 製品OEM(相手先ブランドによる生産)事業は、収益性の改善に取り組んでいる。

2018年(平成30年)12月7日 金曜日 繊研新聞4面

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