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スタイレム製品事業 計画生産とQRのバランスを重視 プロジェクトチーム発足

スタイレムのガーメント事業部MMグループは今期(18年1月期)、レディスODM(相手先ブランドによる設計、生産)で閑散期を活用した長期計画生産と、QR対応のバランスを重視する。特にQR対応を強める。同グループは、駅ビル・ファッションビル向けのレディスやセレクトショップ向けが主なターゲット。

「店頭の売れ行きが鈍くQRニーズがさらに高まっている(橋本匡史ガーメント事業部副事業部長)ことを背景に今期、QRプロジェクトチームを立ち上げた。中国で生地在庫を持ち、協力工場数社と組むことで縫製能力を確保、約2週間で納品する体制づくりに着手した。「顧客のリスクを減らすことで受注増につなげ、総量を伸ばす。店頭が厳しいだけに、何もしなかったら売り上げは下がる」としている。

一方、アウターをバングラデシュの閑散期などで作る長期計画生産を磨いてきた。高品質でありながら価格を抑えた商品で強みを発揮する。17~18年秋冬向けでもウールコートを軸にした長期計画生産分の受注は好調。特に伊の再生ウール「カルダート・リサイクルド」を使うコートの反応が良いという。

「企画力での差別化も欠かせない。手間がかかる特殊なデザインが脱ノームコアで人気」と今秋冬物ではレースや刺繍、プリントなどを2次加工、3次加工に使うデザインを充実した。アイテムではフェイクファーやボア使いのコート、ベイカーパンツ、レースや刺繍を施したアシンメトリースカートなどに加え、ベルベット、プリントアイテムが好評だった。

MMグループの前期は堅調だった。セレクトショップやネット販売企業など新規開拓を進めた効果が出ている。

2017年(平成29年)4月14日 金曜日 繊研新聞4面

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