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スタイレム上海 中国人スタッフ育成に注力

 スタイレムの中国法人、スタイレム上海は9月末に行われたインターテキスタイル上海アパレルファブリックスに合わせて、上海のオフィスでも素材展示会を開いた。百貨店やデザイナーブランド、セレクトショップなどの取り組み先を中心に招き、じっくり時間をかけて商談した。インターテキスタイル上海は新規先の開拓に絞り、二つの会場を使い分ける形式が続いている。

 会場入り口ではヘラでくるくる巻くロールアイスを作って提供し、来場者を喜ばせた。前回はクレープ、前々回はすしと毎回内容を変えている。ロールアイスを作る動画がSNSで発信され、拡散された。バイヤーだけでなく、中国人スタッフのモチベーションを上げる効果も出ているという。

 内販を進めるにはスタッフの成長が欠かせない。スタッフを日本に出張させるだけでなく、プルミエール・ヴィジョン(PV)パリやニューヨークオフィスへも派遣し、情報力とモチベーション向上につなげている。「中国の取引先のレベルが上がっているだけに、『生地屋でもファッションを知っている』と思われることが重要」(安田季隆総経理)だ。

 18年1月期の売上高は前期比10%増、今期は2ケタの増収で増益を見込む。二極化する市場に対し、日本製品やイタリア製品の一方で、コスト対応の開発にも力を入れている。

2018年(平成30年)10月18日 木曜日 繊研新聞9面

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