トップ>ニュース>STYLEMニュース>スタイレムギフト事業 品質強みに成長 1万円タオルが人気

ニュース

スタイレムギフト事業 品質強みに成長 1万円タオルが人気

スタイレムのギフト事業が拡大している。10年前に14億円だった売上高は前期(17年1月期)36億円に成長した。2、3月も入・進学ニーズなどを取り込み、増収ペース。以前は専門商社の強みの一つでもあったギフト分野。在庫を長期間、適正個数持ち続ける必要から撤退した企業も多いが、今治など国内産地で作る高級タオルを強みに売り上げを伸ばしてきた。

代表が木箱入りのオリジナルタオル「今治謹製」。セットで1万円を超えるものもあり、04年の発売以降累計で800万個(17年1月まで)のヒット商品。中でも高品質の新疆長綿を今治の技術で仕上げる「至福タオル」や、柔らかな肌触りと吸水性、耐久性などに優れた「極上タオル」(バスタオルセットで7000~1万4000円など)のシリーズ化を進め、高級タオルギフト市場を創出した。「贈った相手が喜んでくれた、とリピート購買してくれる人が多い」とガーメント事業部LSグループの平井賢二部長は話す。

タオルハンカチのギフト需要を見込み、18年から新たに「今治謹製・千歳はんかち」を立ち上げる。他に18年向けでは至福タオルで梅の花の染料で染めるタオルセットの新商品(3000~1万円)なども出す。

「競合他社のシェアを取って、拡大してきたが、ギフト市場自体は厳しい。新たな打ち手が必要」のため、手薄だったブライダル業界へのアプローチを強めて引き出物対応を増やすほか、ライセンス事業やカタログギフトの強化などで領域を広げる。

有力ブランドと取り組むライセンス事業では「アーバンリサーチ」「ジョンマスターオーガニック」「ランドレス」などが人気。新たなブランドの開拓も進めたい考えだ。「チョイスギフトでは服飾雑貨のニーズが強い」とトートバッグやポーチ、スリッパなど品種も増やす。自家需要を取り込むため、タオルの単品販売にも力を入れる。

2017年(平成29年)5月1日 月曜日 繊研新聞1面

一覧へ戻る
PageTop