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スタイレムの上海現地法人 内販ニット事業本格化 第二の柱めざす

 【上海支局】スタイレムの現地法人、時代夢商貿<上海>は13〜15日、自社の常設展示場で「18年秋冬ニット展」を開いた。これを機に、内販向けのニット製品ODM事業を本格化する。日本本社との連携により、生地内販に次ぐ第2の事業の柱に育てていく。

 展示会では、原料にこだわった高級ニット製品120型を出展。来場者の反応が良く、「大きな可能性を感じた。値段以上の価値を提供することで、成功させていきたい」と安田季隆スタイレム取締役中国総代表は話す。

 顧客対象は、生地内販と同様、百貨店やネット通販を販路とするローカルレディースブランド。生地では商売がないところにも売り込んでいく。

 布帛製衣類ではなくニット製に絞った理由は、中国ではニットのデザイナーが布帛に比べて少なく、「われわれが企画した製品を売り込む余地が大きいから」。布帛製に比べ、デザインで価値を付けやすく、利益を生み出すことができることも理由と言う。

 今回の事業本格化のために、日本本社のニット事業部との連携を密にした。ニット製品のデザイナーを長期出張させるなどしている。時代夢商貿<上海>ではこれまで、日本向けニット製品の生産管理を手掛けており、そこで培ったノウハウも生かしていく。

 同社は10月11〜13日、上海の国家会展センター<上海>で開催される「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス」に出展する。これに合わせて9〜13日には、自社の常設展示場で個展を開催し、生地とともにニット製品も訴求する。

2017年(平成29年)9月20日 水曜日 繊維ニュース8面

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