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スタイレム 19年春夏服地提案 「ナチュラル」「光沢」「透け」機能性の付与も重要

 スタイレムのテキスタイルマテリアル事業は婦人服地の19春夏提案として、ナチュラルテイストを強く意識しながらも天然素材にこだわらず合繊使いでイージーケア性を持たせ生地に力を入れる。「光沢感、透け感、カラーが重要なシーズン」となるが、機能性の付与にも余念がない。

 ナチュラルテイストは四つ設けるシーズンテーマのうち、主に「フィール・ネイチャー」で訴求する。アスレジャーの流れの中で陰に隠れがちだったナチュラルという要素を、洗練された都会的感覚とともにバリエーションを広げて打ち出す。

 表現するのは天然素材そのものではなく、天然ライクな合繊が主役。ここに、「脱
・ノームコア」としてレースやカットジャカード、刺しゅうといった装飾的な素材で変化を付ける。先染めのチェックやマルチカラーのストライプも充実する。

 最も装飾的なシーズンテーマとして用意するのが「フリー・スピリット」。ビンテージ、リゾートといったキーワードに基づいて、プリント、レース、ジャカード、透け感素材などで大人のロマンチックスタイルを表現する。

 「シティ・テック」は働く女性のソフトオフィススタイル。軽量感にこだわったコート地やセットアップスーツ向け、ウール調ポリエステルなどを取りそろえ、シャツ地ではメンズで浸透する編み地の訴求にも力を入れる。シーズンカラーのグリーンを軸にカラー提案も充実する。

 「モダン・センシャリティー」は健康的なボディーコンシャスのテーマ。弾力性のあるサテンや2重織、半透明のタフタ、箔やラメなど多彩な光沢感、コンパクトなストレッチ素材などが同テーマの代表。

 いずれのテーマにも適応するのが機能素材。「プラスファンクション」の名を冠して、イージーケア、清潔さ、安心・安全、爽やかさ、暖かさといった各種機能を用意。このほど開いた19春夏向けの展示会では、「分かりやすく提案することが大事」として、それぞれの機能を生地にシールで貼付した。いずれも厳しい社内基準をクリアした厳選素材で、貼付点数で最も多かった機能はUVカット。次いで防透けだった。

2018年(平成30年)4月11日 水曜日 繊維ニュース6面

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